私のパソコン教室の生徒さんは、シニアの方々が中心です。
そんなシニアの方々でも、学習の効果を実際に高めた幾つかの方法があります。
まずはこの言葉、これは、オフィスシマザキの島崎先生のDVDから教えていただいた言葉です。
講師ではなく、孔子の言葉ですが、なにかを習得するのに、こんなにも的を射た言葉は無いのではないでしょうか。
何事にも楽しむのが一番ですね。
では、ここで言う「楽しむ」と「好き」の違いはなんでしょうか?
「楽しむ」と「好き」の違い
これは、恋愛を例にするとわかりやすいかもしれません。
相手のことが好きでも、苦しいことがありますね。
楽しめない状態と言えます。
パソコンやなにか習い事をしていて、やるのは好きなのだけれど、 学習自体を楽しめない場合、なかなか長く続けることはできません。
ぜひ、楽しみを見つけながら、学習してみてください。
積極的に関わる
学習を効果的に行うために以下のような調査報告が有ります。
ある授業を次の項目だけで行った場合の学習効率です。
聞くだけ 10%
見るだけ 15%
聞く&見る 20%
話し合う 40%
体験する 80%
この調査結果のように、講習など受講生になった場合、積極的に関わる、参加することでその学習効果は、聞くだけの8倍にものぼります。
ちなみに、これは加速学習と呼ばれる方法で、コリン・ローズが1983年に発表した学習効果を高める方法です。
だから、講座やセミナーなら一番前の座席に陣取り積極的に関わることが大切です。
しかし、体験するよりももっと効果的な方法があります。
実に90%近くを身に付ける方法・・・
わかりますか?
それは・・・
「教える」ということです。
習ったこと、聴いたことを、その日のうちに誰かに教えてみてください。
伝えるだけでも良いです。
これを行うだけで、授業で聞いた90%近くを身に付けることがでできるのです。
そして、
「これを楽しむ者に、勝ること無し」です。